「成功者」と分類される人物は、時間の大切さを常に意識していることはご存知だと思いますが、なぜそこまで大切にするのか?
深掘りしたことはありますか?
そこには「保有時間」という考え方があります。
保有時間と余命の違い
「余命」は命が尽きるまでのことですが、
「保有時間」という言葉を聞いたことはありますか?
日本人の平均寿命は84歳という統計がありますが、元気に働けて、健康な思考を維持できる年齢は、72歳くらいまでと言われています。
仮に今の自分の年齢を40歳だとすると、
72歳から40歳を引くと、32年という年数が残ります。
「なんだ、まだ32年あるじゃないか!」
は、間違いなんです。
ここからちょっとややこしい計算になりますが、
まだ32年あるじゃないか!の
32年を日に換算すると、11,680日になります。
(※うるう年は考慮してません。)
次に全ての人間が共通に持っている、一日24時間を細分化します。
24時間から、平均睡眠時間と言われる8時間と、
雑用、家事、食事などの時間を、仮に3時間だとして引きます。
残りは13時間です。
しかしこの13時間の中には、
働いている勤務時間、労働時間は入っていません。
仮に9時~17時の8時間勤務で、
通勤が片道1時間の計2時間だとして、
それを引くと、
3時間が残ります。
これが自分が、24時間の内で自由に使うことのできる時間です。
この3時間を先程の11,680日(32年)に当てはめると、
35,040時間になり、年に換算すると4年になります。
11680 × 3 =35,040
35040 ÷ 24 =1,460
1460 ÷ 365 =4
え? 4年?
先程は 「 32年間あるじゃないか! 」と感じたかもしれませんが、現実的に自分だけが、自由に使える「保有時間」は、
4年しか残っていないのです。
40歳なら「保有時間」は、4年です!
これを 「十分長い」と感じるか、「え!それだけ?」と気がつくか?
それは個人の価値観ですが、成功者やお金持ちはすべからず、この「保有時間」を意識しています。
- やろうかな、止めようかな、と迷っていること
- ダラダラをTVやYouTubeを見ている時間
- 理不尽さを我慢してしがみついているもの
- などなど
「保有時間」に気がついた今、このままで良いのかな?
と考えるチャンスかもしれません。